キーボードのキーマップ、ショートカットキーを考える(windows編)

JP配列キーボード+vimを使い始めたら、ESCキーの位置がちょっと不便に感じてきた。
それとIMEオン/オフの切替えも不便。なのでキーマップを大体的に見直すことにした。
自分が使っているキーボードは以下。右がPFUのHHKB配列と同じキーボードで左下がREAL FORCE JP91タイプ静音タイプ、左上がREAL FORCE 旧JP91配列

実は前回エントリで日本語キーボードで不要になりそうな下調べしてある。
superactionshootinggame4.hatenablog.com

この調査により、無変換キー、変換キー、ひらがな/カタカナキー、Pauseキー、ScrollLockキー、Menuキーは従来のキーとして役として不要であることが分かっているので、これらのキーを別のキーとして使うことにする。

1.まずはESCキーと半角/全角キーを入れ替える
VIM使っているととにかくESCキーを多用するので、少しでもホームポジションに近い位置に設定する。
これにはKeySwapというツールを使う。Windows10でも問題なく動作した。半角/全角キーをESCキーに割り当てる。
ついでにCAPSLOCKキーをCtrlキーに割り当てる。
ESCはこのまま放置して、ESCキーが2個ある状態にする。
理由:半角キーでIME状態を変更すると現在IMEがオン、オフどっちの状態か分かりにくいため、このまま半角キーは封印する。
<KeySwapのダウンロード先>
https://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se228667.html

2.無変換キー、変換キーでIMEオフ/オンを制御する
これをやると英語入力と日本語入力の切り替えが改善されます。
Google IMEの設定、キー設定からIMEオフを全て無変換キーに割当て、IMEオンを全て変換キーに割当て。
MacではWindowsでいうところの無変換キーが「かな」キー、変換キーが「英数」キーとして割り当てられているのでデフォルトで上記と同じ設定になっています。

<参考>
https://www.karakaram.com/mac-ime/

3.ひらがな/カタカナキー、Pauseキー、ScrollLockキー、Menuキーの使い道
2の設定でIMEオンしようとして、ひらがな/カタカナキーを押し間違えるので、ひらがな/カタカナキーをSwapKeyで変換キーに割り当てる。
残り3つのキーは使いみちが思い浮かばない。ネットでうまい使い方している人を発見したら追記する。

4.ホットキーとVIMでESCキーまたはCtrl+[でノーマルモードに戻った時にIMEオフする
AutoHotKeyを使う。
以下を参考にした。下のサイトからexeをダウンロードすればOKだが、AutoHotKeyは神ツールなのでインストールするのをおすすめする。
koirand.github.io


5.VIMのカーソル操作をショートカットキーに割り当てていつでもVIMライクにカーソル操作する
無変換キーの機能はそのままに、
無変換キー+h  ←
無変換キー+j  ↓
無変換キー+k  ↑
無変換キー+l  →
VIMっぽくしたい。
AutoHotKeyスクリプトに以下を追加する。vk1Dが無変換キーのキーコード。

; 追記(2021/08/24)
vk1D::Send,{vk1D}
;vk1D::Send,{Esc}
vk1D & h::Send,{Blind}{Left}
vk1D & j::Send,{Blind}{Down}
vk1D & k::Send,{Blind}{Up}
vk1D & l::Send,{Blind}{Right}
vk1D & u::Send,{Blind}{PgUp}
vk1D & f::Send,{Blind}{PgDn}

6.アプリケーションランチャーをインストールする
woxがKrunnerに似てて使いやすい。

<参考>
Windows用ランチャー『 Wox 』の導入と便利な使い方 | Refills