【debian10】bluetoothの音質が悪いのを改善する
debian10でbluetoothイヤホンを使ってみたら音質がもの凄く悪い。使っているイヤホンはJPRiDE TWS-520。
なにやらpluseaudioを使えば音質が改善されるらしい。
pluseaudioを使うにはイヤホンのプロファイルをA2DP Sinkに変更する必要がある。
Gnomeの場合、設定→Bluetooth→接続したイヤホンの「音の設定」ボタンを押して出力のプロファイルをA2DP Sinkを選択する。
やってみると、プロファイルをA2DP Sinkを選択したはずなのに元のHSPに戻ってる!!
どうやら、/etc/bluetooth/audio.confが存在しないと選択できないようです。
root権限で/etc/bluetooth/audio.confを作成して無事A2DP Sinkを選択できました。
その後、音楽を再生してみると音質が改善されました。ハッピー。
上記解決方法は間違っていて、以下のコマンドでbluetoothサービスを再起動するとA2DPが使える。audio.confは不要。
sudo systemctl restart bluetooth
しかし、毎回PCが再起動するとbluetoothサービスを再起動しないといけない。
bluetoothサービスを再起動すればA2DP使える。なぜ…?
上記解決。
gdmがpulseaudioインスタンスを作成して、A2DP-sinkを握ってしまうことが問題らしい。完全な解決方法ではないが、以下の方法でソケットをマスクして回避することが可能。
mkdir -p /var/lib/gdm3/.config/systemd/user
$ ln -s /dev/null /var/lib/gdm3/.config/systemd/user/pulseaudio.socket